推拿(すいな)とは

中国に古来より伝わる療法です
推(おす)拿(つかむ)など独特な手技と適度な力を用いて、経絡(気の流れ道)・経穴(ツボ)を刺激して、気・血・水(体液)の巡りを整えることにより、痛みを軽減させると同時に内蔵の働きを改善させていきます。
体の内外のバランスを整えることにより、自己治癒力も高まります
使用する主な手技 | ||
推法 | すいほう | 一方向へ推し擦る動作 |
拿法 | なほう | 筋肉をつかみ上げる動作 |
按法 | あんぽう | 指や手のひらを使い力を入れて押さえる動作 |
摩法 | まほう | 円を書いて摩る動作 |
揉法 | じゅうほう | 揉む動作 |
圧法 | あっぽう | 腕や肘を使い力を入れて押さえる動作 |
滾法 | こんぽう | 小指の付け根や手の甲の指の付け根を転がす動作 |
擦法 | さっぽう | 上下、左右に往復摩擦する動作 |
搓法 | さほう | 手のひらで挟んで素早く擦り揉む動作 |
抹法 | まっぽう | 親指先で左右に摩る動作 |
抖法 | とうほう | 手足に両手を使って小刻みに揺り動かす動作 |
振法 | しんぽう | 圧を掛けて振動を与える動作 |
点法 | てんほう | 指先などで深く持続的に圧を与える動作 |
捏法 | ねつほう | 皮膚や筋肉をつまむ動作 |
拍法 | はくほう | 手のひらに空洞を作って叩く動作 |
撃法 | げきほう | 拳や手のひらで叩く動作 |
抜伸法 | ばっしんほう | 体の一部を固定しながらゆっくりと伸ばす動作 |